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■たんぱく質のおかげです
たんぱく質は、生きていくうえで欠かせない大切な栄養素の一つ。
筋肉や内臓、骨、肌、髪など体のすべての細胞の構成成分です。
子供にとっては、体の成長の素。大人になってからは、老化予防、免疫機能の活性化、筋肉や骨の強化などに非常に重要。
充分なたんぱく質が体の中にあってこそ、健康的でいきいきとした生活が送れるのです。
■あなたの知らない「たんぱく質」のあれこれ
①体重の20%はたんぱく質
体重50kgの人であれば約10kg、70kgであれば14kgがたんぱく質ということです。
②骨も40%はたんぱく質
骨というとカルシウムを連想しますが、骨の中心は繊維状の太いたんぱく質、コラーゲンで、そこにカルシウムが付着して補強しています。
③たんぱく質を構成するアミノ酸20種類のうち、9種類は体内で合成できない。
たんぱく質を構成するパーツが、20種類あるアミノ酸です。
体内で合成できないアミノ酸(必須アミノ酸)は食品から摂らないといけません。
④筋肉は2か月で生まれ変わる
たんぱく質は常に「分解」と「合成」を繰り返して新陳代謝しています。この期間はたんぱく質の種類によって異なりますが、筋肉は約2か月で生まれ変わると言われています。
良質な筋肉を保つには、適度な運動でたんぱく質の「分解」を食事からたんぱく質をしっかり撮って「合成」を促すことが重要です。
⑤たんぱく質の30%は体熱となって放出される。
たんぱく質や炭水化物(糖質)、脂質は体内で分解され、一部が体熱となって消費されます。
その割合は糖質が5〜10%、脂質が0〜3%なのに対し、たんぱく質は20〜30%。このように消費量が多いためたんぱく質を摂ると体温が上がりやすいのです。
■日本人がたんぱく質を食べなくなった
体のために、しっかり摂りたいたんぱく質ですが、日本人の摂取量は減少の一途です。
たんぱく質の摂取量は景気に左右される側面があり、家計が厳しくなって節約しようとすうとまず減らされるのが肉や魚だからです。
■たんぱく質が足りないと元気な日々は送れないぞ
細胞の材料となるたんぱく質が足りないと、健康を維持することができません。
日本人のたんぱく質摂取量は男女ともにすべての世代で減少しています。偏った食生活が様々な健康面での問題を引き起こしていると言われています。
たんぱく質の摂取不足はなかなか実感できないとう問題もあり、意識して摂ることが大切です。
こんな状況になっていませんか?
・一人暮らし、低栄養でたんぱく質不足に
・糖質や脂質が多めの外食でたんぱく質不足に
・やせたい志向でたんぱく質不足に
・ファストフード&お菓子でたんぱく質不足に
■上手なたんぱく質の摂り方は?
理想の食事はいわゆる「一汁三菜」。この中で今の私たちに大切なのはメインとなる主菜で上手にたんぱく質を摂ることです。
たんぱく質を摂るには、肉や魚だけでなく豆腐などの大豆製品、卵や乳製品などを組み合わせるのがコツです。
それらを3食食べることで無理なく、必要なたんぱく質の量を摂ることができます。
大豆製品:納豆1パック8.3g、木綿豆腐1/3丁6.6g
乳製品:牛乳200ml6.9g、ヨーグルト1パック(80g)3.4g
魚類:鮭1切れ22.3g、アジ1尾13.8g
肉類:鶏肉ささみ1本10.4g、牛肉もも薄切り(30g)5.9g
卵:1個6.5g
■1日に必要なたんぱく質量
男性:60〜70g、女性:50〜60g
賢くたんぱく質を摂取しましょう。
効率よく摂るにはサプリメントもオススメです。
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