■面接は「見た目」で決まる!?
転職や子供の受験など、面接を受ける機会というのは人生で必ずあります。しかも、1回の面接が人生を大きく左右するケースもありますよね。
では、実際に面接で良い印象を与えるにはどうしたら良いのでしょうか?
■心理学的にみると、人の第一印象は一瞬で決まってしまう
最新の研究では、第一印象は0.2秒で決まると言われています。
面接官は最初の0.2秒であなたに一つのイメージを抱いてしまいます。最初に与えたあなたの第一印象がその後のあなたの評価につながってしまうのです。
■第一印象を事前に高める方法 ~ファッション~
面接前に「見た目」に気を配ることは、第一印象を上げる意味で非常に効果的。しかも転職の場合は、新卒採用のような型にはまった服装でなくても良くチャンス。しかし、ここで重要なのは色選びです。色は相手に与える印象を左右するので要注意です。
黄:外交的で派手。挑発的。冒険的。
青:礼儀正しく知的。清潔。伝統的。
白:清潔。上品。若々しい。
黒:自己主張が強い。暗い。
灰:周囲に溶け込みやすい。調和がとれている。
色彩心理学的にいえば、「青」が知的さや礼儀正しさを感じさせるようです。面接向きの色ではないでしょうか。
身だしなみは、相手への敬意を伝える手段とも言えます。ヨレヨレなスーツでは相手への敬意は伝わりませんよ。
■履歴書を好印象に
同じ人物について、「知的・勤勉・頑固・批判的」と表現した場合と、「批判的・頑固・勤勉・知的」と放言した場合には、どちらが好印象か?
実は並びを変えただけということにお気づきいただけただろうか?しかし、前者のほうがその人への印象は良くなるのは想像できるでしょう。これは最初に与えるイメージがいかに大切かということを如実に物語っている例だと言えますね。
逆に言うと、この効果を狙って、自分の好ましい印象を履歴書に記すのが効果的。
「社風が合うと思ったので」と記入するより、「社風が社交的な自分には合うと思ったので」と記入するような感じで、うまく履歴書に「社交的」なイメージを盛り込む。
こうすることによって面接官はあなたのことを「社交的な人」というイメージを持つことでしょう。